ごあいさつ
癌研病院関連施設証

2004年1月1日に当クリニックを開業した当初、 癌研究会有明病院の連携協定医療機関としてオープンした当院ですが、その名に恥じぬよう最高レベルの診断・治療を行うように努力してきました。
その結果2005年6月30日時点で、20名の胃癌患者(998名の胃内視鏡の中で)、21名の大腸癌患者(519名の大腸内視鏡の中で)を発見、癌研病院(現名称:がん研有明病院)と連携し治療を行ってきました。他に、甲状腺・前立腺・膀胱など消化器とは直接無関係の臓器の癌も超音波検査の際に発見し、これらの患者様もがん研有明病院にご紹介して治療を行っております。

「内視鏡は患者様に苦痛を与えず楽に,かつ安全に行われなければいけない」との院長の信念の下、原則軽い静脈麻酔を併用し施行される胃・大腸内視鏡は非常に安楽,快適で、検査終了した患者様から本当に検査を行ったのか疑われることもあるほどです。
検査画像(一人平均70〜80枚)は全てデジタルデータとして、1.4TeraByte(1400GigaByte)の記憶容量を持つ画像サーバーに高画質のまま転送・保存されますので、検査終了後速やかに、医師の説明を聞きながらご一緒にご自分の胃・大腸の内部を詳細にご覧になれます。

また、がん研病院の有明移転後の地域医療の一端を担うべく、血液生化学自動分析器・血球自動分析器を設置して、通常外部に検査を委託し翌日以上かかるところを、1時間前後で主な検査結果を導き出し、迅速な診断・治療を行っています。

特に長期に手術(輸血)を行っていた癌治療では非常に多いC型肝炎に対し、当院ではインターフェロン治療を行い、良好な治療成績を挙げています。ペグインターフェロン(2003年12月発売)、ペグインターフェロン+リバビリン(2004年12月発売)の併用療法は、共に高いウィルス消失率が報告されている治療法ですが、治療直前の白血球(及び白血球分画)、赤血球(ヘモグロビン)、血小板の測定が必要で、その値によっては投与薬剤の減量が求められています。当院においては、院内の血球自動分析器を用いて迅速にこれらの値の測定を行い、患者様を長くお待たせすることなく治療を行っております。

さらに、しばしば胃潰瘍と誤診されることの多い慢性膵炎の診断治療を行っているのも当院の特徴です。「食後何となく胃が重く鈍痛がある。特にてんぷら・フライを食べたりすると、翌日上腹部・背部痛が起こり食欲もなくなる。お医者さんにかかって胃薬もらったけれど、今ひとつすっきりしない。」という症状のあるあなた。その症状は本当に胃の症状なのでしょうか?
確かに上腹部には胃がありますが、胃のすぐ後ろには消化酵素を分泌し、食べ物の消化吸収に重要な役目を果たす膵臓という臓器があります。上の様な症状は慢性膵炎を強く疑わせる症状で、適切な診断治療が行われないと何度も同様の症状を繰り返すことになります。一度当院に御来院になりご相談ください。

当院は精確な(そして安楽な)診断で(隠された)病気を見つけ出し、最も適切な治療法をご提案することにより、皆様の健康維持にお役立ちできるようスタッフ一同頑張っております。
JR池袋駅東口から徒歩で6〜7分、お気軽にお越しください。水槽の熱帯魚達と、自称美人揃いの受付嬢がお出迎え致します。